

和歌山大学

プラホをより詳しく知ってもらうために
名前の由来
それまで、社会や環境によって引かれたレールの上を、踏み外すことなく、振り返ることなく、
休まず電車に乗って進んできた子どもたち。
そして、疲れてパワーを失い、
自分自身を見失い始めてしまった彼らが
電車から降りて、ちょっと立ち寄って身体と心をリラックスさせる場、
それが「プラットホーム」。
だが、いつまでもプラットホームにいるわけにはいかない。
今度は自分で選んだ電車で、自分自身で引いたレールに沿って進んでいくのである。
「プラットホーム」はこうして彼らを迎え入れ、再び送り出す存在です。
「プラットホーム」とは、彼らが自分自身を見つけ出すまでの間、
ゆっくりと休める空間でありたいと願ってつけられました。
活動
学生が企画するものは大きく2つ。 一日行事とキャンプがあります。
毎週木曜日に集まり、子どもの様子や、行事についての話し合いを行います。
一日行事
二ヶ月に一度、学生が企画し準備したイベントを通して
学生と子どもが実際に接し、交流します。
2月・3月・5月・10月・12月 に開催されます。
キャンプ
毎年一回8月に県内の学校を借りて行う3泊4日のキャンプ。
プラットホームの歴史
1989年、和歌山県教育相談センター主催で、
夏休みに不登校・登校拒否の子どもを対象にしたキャンプを企画。
当時和歌山大学に講師として来ていた、和歌山県教育相談センターの
笠松浩二先生と岡本佳雄先生が、講義の中で学生にその旨を伝えたところ
7名の学生が指導員としてそのキャンプに参加。
以後、この7名の学生が呼びかけ人となって、
この年に和歌山大学「プラットホーム」学生サークルが結成される。
(初代サークル長、流さん)
1992年、「プラットホーム」は文化部連合会に登録され
「サークル」から「文化クラブ」へと昇格。
2019年現在、100名を超える部員が所属している。
教育学部だけでなく、経済、観光、システム工学部など、
子どもが大好きな学生が集まって、企画、運営をしています。